小松島市の地域産業の振興と新たな事業の創出を目指す「KOMATSUSHIMA INNOVATORS PORT」の第2期キックオフイベントが10月6日(火)に開催されました。
2年目を迎えた本事業では、新たに6名のイノベーターが採択され、ぞれぞれの事業の実現に向けて挑戦をスタートします。
当日は、事業の概要や今後の支援内容が説明されたほか、関係者から採択者への激励の言葉が贈られ、地域の未来を担う新たな挑戦への一歩を踏み出す機会となりました。
【「KIP」とは】
令和7年2月4日に、徳島県小松島市内の地域産業の振興、産業を支える担い手及び事業者等の創出・育成を推進することにより、地域経済の活性化及び好循環を図ることを目的として、小松島市、株式会社サーキュレーション、株式会社イノベーションパートナーズ、株式会社徳島大正銀行、とくぎんトモニリンクアップ株式会社の5社で「地域経済の好循環に向けた共創推進とした連携協定」を締結しました。
本事業は、港町である小松島市が「誰もが立ち寄り、新たな出航(挑戦)ができる自由な”港”」になることを目指し、地域から新しい事業やイノベーションを起こす挑戦者を支援しています。
地域の未来を担う挑戦者へ、激励の言葉

小松島市 中山市長
中山市長は、本事業が2年目を迎えたことへの喜びと、事業を支える関係者への感謝を述べました。昨年度の採択者が各分野で活躍していることに触れ、今年度の6名にも大きな期待を示しました。また、約3万人のプロ人材の中からマッチングし助言を受けられる支援体制を紹介。先輩採択者の経験や専門家の知見を積極的に活用し、自らの事業を磨きながら、思い描く未来の実現に向けて挑戦してほしいと激励しました。

株式会社徳島大正銀行 岡常務
岡常務は、中山市長の熱意をきっかけに本事業が始まった経緯を振り返り、昨年度の採択者7名の活躍と第2期採択者6名への期待を語りました。また、徳島には、新たな挑戦を後押しする風土があるとし、行政や金融機関、支援機関、地域が連携する重要性を強調。資金面の支援にとどまらず、人や企業とのつながりを生み出し、事業の成長を支えていく姿勢を示しました。「創業者の数だけ、地域の未来がある」という言葉が、新たな挑戦の意義を印象づけました。
第2期採択者6名をご紹介
イベントでは、今年度のイノベーター創出プログラムに採択された6名が紹介されました。
それぞれが描く事業の構想や今後の目標には、地域の課題を新たな価値へと変えていく可能性が込められています。
ここからは、小松島の未来を切り拓く6名の挑戦をご紹介します。

一般社団法人とくしまCSA風土 代表理事 金村 真友子さま
「大人の食育」を地域全体で実践できるモデルづくりを行います。生産者・企業・行政・地域住民をつなぐネットワークを形成することで、健康増進だけでなく、地域農業の活性化や地産地消の推進、持続可能な地域づくりにも貢献します。

中川 瑛貴さま
既存倉庫をリノベーションし、屋内バスケットコート運営(元プロ選手によるバスケットボールスクールを中心としたスポーツ施設貸し出し)を行い、地域住民の健康促進や青少年育成、地域交流の活性化に貢献します。

福島 真弓さま
小松島市唯一無二の資源(剣山系天然地下水・ゆこう)を活用した浄化ブランドAWARITUELを展開。ハンドケア等のサービスや、モロッコ・トルコ発祥のハーブ蒸し浴ハマムサロンを行いオリジナル浄化ブランドを販売します。

ナースマインドアカデミー 堀金 幸枝さま
看護師・医療職・看護学生・潜在看護師を対象に、自分の在り方や自己理解を深め、自分を守る力を育み、自分らしく安心して働き続けられるために、一人ひとりに合わせたオーダーメイドプログラムや動画教材、ワーク、個別相談を組み合わせながら、継続的な支援を行う伴走型支援事業を行います。

株式会社Shiyoru 代表取締役 坂田 幸絵さま
素材の魅力を最大化することで、ドーナツを単なる嗜好品から「地域の食文化を楽しめるもの」へと高め、地産地消の循環を生み出したいと考えています。また、周辺に直接的な競合店がない立地特性を活かし、日常の「おやつ・食事」として地域住民の皆さまに末永く愛される店づくりを目指します。

谷崎ニコニコ運送 代表者 谷崎 雅之さま
軽トラに載るものなら何でも運ぶというサービスを行います。ただ積地・着地で荷物を積み下ろしするのではなく、トラックチャーター便としてお客さまそれぞれに合わせた、オーダーメイドのような配送・集荷のスケジュールを提案します。
小松島から広がる、新たな可能性

第2期採択者の6名の挑戦が、いよいよ始まりました。今後も5者が連携し、それぞれの事業の実現に向けて伴走支援を続けていきます。令和9年3月の成果報告会に向けて、小松島から新たなビジネスや地域の活力が生まれることが楽しみです。
記事作成:とくぎんサクセスクラブ事務局 窪内 由記
写 真:とくぎんサクセスクラブ事務局 泉 はる香
(2026年10月作成)


